スワップポイントとは?金利の差から生まれる、毎日の受け取りと支払い

この記事の要点

  • スワップポイントは、2つの通貨の金利の差から生まれます。金利の高い通貨を買って持つと受け取り、売って持つと支払いになることが多いです
  • 金額は毎日変わり、会社ごとにもちがいます。週末の分などが、まとめて付く日があります
  • 金利の高い通貨は値動きが大きいことがあり、受け取るスワップより値下がりの損のほうが大きくなることもあります

金利の差が、毎日の受け取りになる

国によって、お金を預けたときの金利はちがいます。FXで、金利の高い通貨を買って、金利の低い通貨を売った形で持ち続けると、その金利の差の分を毎日受け取れることが多いです。これがスワップポイントです。

反対に、金利の高い通貨を売って持つと、差の分を支払うことが多くなります。各国の金利は世界の金利のページで見られます。

金利の高い通貨を買って持つ

受け取り

金利の差の分を、毎日受け取ることが多い

金利の高い通貨を売って持つ

支払い

金利の差の分を、毎日支払うことが多い

どちらになるか・いくらになるかは、会社の決めたスワップの表で確かめます。

金額は毎日変わり、会社ごとにもちがう

スワップの金額は決まった額ではありません。

  • 金利や市場の状況に合わせて、毎日変わります
  • 同じ通貨ペアでも、会社ごとにちがいます
  • 買いの受け取りと、売りの支払いの金額が、同じとは限りません
  • 週末や祝日の分などが、まとめて付く日があります(何曜日かは、会社や通貨ペアでちがいます)

数字は、口座の会社が公表しているスワップの表で確かめます。

計算してみる

仮に、1万通貨あたり1日200円のスワップが付く通貨ペアを、1万通貨・30日持ったとします。

1日あたり200円
30日の合計200円 × 30日 = 6,000円

計算はスワップの計算ツールで試せます。毎日金額が変わるので、出てくる数字は目安です。

スワップと値動き、両方で考える

金利の高い通貨は、値動きが大きいこともあります。上の例で30日に6,000円を受け取っても、そのあいだに値段が2円下がっていれば、1万通貨なら2万円の損です。

スワップを考えるときは、受け取れる金額と、値下がりしたときの損の大きさを、両方くらべておきましょう。

ここに気をつけて

「毎日受け取れるから」と、スワップだけを見て取引を始めるのは気をつけたいところです。1万通貨で1か月に数千円のスワップを受け取っても、値段が2円下がれば2万円の損になります。

スワップの金額は、金利が変わったり、会社が見直したりすると変わります。受け取りだったものが、支払いに変わることもあります。

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確認問題

Q1. スワップポイントは、何から生まれますか?

答えと解説

正解は「2つの通貨の金利の差」。金利の高い通貨と低い通貨を交換して持つことで、金利の差の分を受け取ったり支払ったりします。

Q2. 1万通貨あたり1日100円のスワップの通貨ペアを、2万通貨・10日持ちました。受け取るスワップの合計はいくらですか?

答えと解説

正解は「2,000円」。100円 × 2(2万通貨は1万通貨の2つ分)× 10日 = 2,000円です。

Q3. 金利の高い通貨を買って持つとき、気をつけたいことはどれですか?

答えと解説

正解は「値下がりの損が、受け取るスワップより大きくなることがある」。金利の高い通貨は値動きが大きいこともあり、スワップの受け取りより値下がりの損のほうが大きくなることがあります。

今日の練習

世界の金利のページで、日本との金利の差が大きい国を1つ選び、その通貨の1か月の強さを通貨の強弱のページで見てみましょう。見たことと気づいたことを日記に残せます。

日記を書く

この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。