週末の持ち越し|週明けの「窓あけ」と、損切りが決めた値段で決まらないこと

この記事の要点

  • FXの市場は、週末(土曜の朝から月曜の朝まで、日本時間)お休みになります
  • 週明けは、金曜の終わりの値段から離れて始まることがあります(窓あけ)
  • 窓をあけて始まると、損切りの逆指値を入れていても、決めた値段で決済できないことがあります

FXの市場は、週末お休み

FXは平日ほぼ24時間動いていますが、週末はお休みです。日本時間では、だいたい土曜の朝から月曜の朝まで取引ができません(くわしい時刻は、米国の夏時間・冬時間や、口座の会社によってちがいます)。

トップのいま開いている市場では、週末になると「FXはお休み中」と、月曜の再開の時刻を表示します。

週明けの「窓あけ」

市場がお休みのあいだも、世界ではニュースが出ます。そのため月曜の朝は、金曜の終わりの値段から離れて始まることがあります。チャートにすき間ができるので、窓あけと呼びます。

金曜の終わり 150.00円損切りの逆指値 149.50円窓月曜の始まり 148.80円ここで決済されることがある
149.50円の値段では一度も取引がなかったので、損切りは148.80円の近くで決まります。

損切りの逆指値でも、決めた値段で決まらない

逆指値の損切りは、「その値段に来たら決済する」注文です。窓あけのときは、その値段で取引がないまま、もっと離れた値段から始まります。すると損切りは、始まりの値段の近くで決まるので、損が計算より大きくなります。

予定していた損(150.00円 → 149.50円・1万通貨)5,000円
実際の損(150.00円 → 148.80円・1万通貨)1万2,000円

週末の前に決めておくこと

  • 金曜の夜に、持っている取引があるかを確かめる
  • 持ち越すか、決済するかを決める(迷ったら持ち越さない、も一つの方法)
  • 持ち越すなら、量を減らす。窓あけで損が大きくなっても困らない量か、ロスカットの価格からどれくらい離れているかも確かめる

ここに気をつけて

週末のあいだに大きなニュースが出ると、月曜の朝の値段が、金曜の終わりから大きく離れることがあります。損切りの逆指値は、月曜の始まりの値段の近くで決まるので、損が計算より大きくなることがあります。

はじめのうちは、週末は持ち越さない、持ち越すなら量を減らす、など自分のルールを決めておくと安心です。

TradingViewで表示するには

週足と日足で窓を見つける手順(設定ガイドは準備中です)

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確認問題

Q1. 「窓あけ」とは、どんなことですか?

答えと解説

正解は「金曜の終わりの値段と、月曜の始まりの値段が離れていること」。チャートで、金曜の最後と月曜の最初のあいだに、すき間(窓)ができることです。

Q2. 150.00円で1万通貨買い、149.50円に損切りの逆指値を入れて週末を持ち越しました。月曜は148.80円で始まり、そこで決済されました。損はいくらですか?

答えと解説

正解は「1万2,000円」。150.00円から148.80円は1.20円(120pips)。1万通貨なら1pip100円なので、120 × 100円 = 1万2,000円です。予定の50pips(5,000円)より大きくなりました。

Q3. 週末の持ち越しのリスクを小さくする方法として、合っているのはどれですか?

答えと解説

正解は「持ち越さないか、持ち越すなら量を減らす」。持ち越さない、または量を減らしておくと、窓あけのときの損を小さくできます。

今日の練習

金曜の夜に、持っている取引があるかを確かめる習慣をつけましょう。持ち越すか・決済するかを決めた理由を、日記に残せます。

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この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。