通貨ペアの読み方|USD/JPYの左と右、売値と買値

この記事の要点

  • 通貨ペアは「左の通貨1単位が、右の通貨でいくらか」を表します
  • USD/JPY(ドル円)なら、1ドルが何円かを表す数字です
  • 画面には売値(Bid)と買値(Ask)の2つの値段が並び、その差がスプレッドです

左の通貨が主役、右の通貨が値段

通貨ペアは「USD/JPY」のように、2つの通貨の記号を並べて書きます。読み方の決まりは1つだけです。

左:主役の通貨

USD

この通貨1単位の値段を表す

右:値段をつける通貨

JPY

値段は、この通貨で書かれる

USD/JPY=150.00 は「1ドル=150円」。日本では「ドル円」と呼びます。

「ドル円を買う」は、ドルを買って円を売ること。「ドル円を売る」は、ドルを売って円を買うことです。

よく見る8つの通貨

記号通貨記号通貨
USD米ドルAUD豪ドル(オーストラリア)
EURユーロNZDNZドル(ニュージーランド)
JPY円CADカナダドル
GBPポンド(英国)CHFスイスフラン

呼び方:クロス円とドルストレート

  • クロス円:ユーロ円(EUR/JPY)・ポンド円(GBP/JPY)のように、右が円の通貨ペア。値段が円なので、損益もそのまま円で考えられます
  • ドルストレート:ユーロドル(EUR/USD)・ポンドドル(GBP/USD)のように、ドルと組む通貨ペア。値段がドルなので、損益は最後に円に直します

はじめは、損益を円のまま考えられるドル円か、クロス円から慣れていくと迷いにくくなります。

売値と買値、2つの値段

注文の画面には、いつも2つの値段が並んでいます。

売値(Bid):あなたが売るときの値段149.998
買値(Ask):あなたが買うときの値段150.000

買うときは高いほう、売るときは安いほうの値段になります。この2つの値段の差がスプレッドで、取引のたびにかかるコストです。スプレッドは次の次の記事でくわしく説明します。

値段の「けた」に注意

ドル円は「150.00」のように小数第2位まで、ユーロドルは「1.0800」のように小数第4位まで動きを数えます。この、値動きを数えるいちばん小さい単位をpipsといいます。次の記事で、1pipでいくら動くかを見ていきます。

ここに気をつけて

通貨ペアの「買い」は、いつも左の通貨を買うことです。ユーロドル(EUR/USD)の買いは、ユーロを買ってドルを売る取引で、円は出てきません。

注文の画面では、売値(Bid)と買値(Ask)のボタンが並んでいます。押す前に、どちらのボタンかを声に出して確かめるくらいでちょうどよいです。

TradingViewで表示するには

通貨ペアを検索してチャートに出す手順(設定ガイドは準備中です)

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確認問題

Q1. 「USD/JPY = 150.00」は、どういう意味ですか?

答えと解説

正解は「1ドルが150円」。左の通貨(USD)1単位が、右の通貨(JPY)でいくらかを表します。1ドル=150円です。

Q2. ユーロドル(EUR/USD)を「買い」で取引すると、何を買っていることになりますか?

答えと解説

正解は「ユーロ」。通貨ペアの買いは、左の通貨を買うことです。ユーロを買って、ドルを売る取引です。

Q3. 画面に「売 149.998/買 150.000」と出ています。いま買うと、いくらで買うことになりますか?

答えと解説

正解は「150.000」。買うときは、高いほうの値段(買値・Ask)で取引します。売るときは低いほうの値段(売値・Bid)です。

今日の練習

口座の会社のアプリかTradingViewで、ユーロ円とユーロドルを1つずつ出してみましょう。どちらの数字が「円」で、どちらが「ドル」かを日記にメモしておくと、次から迷いません。

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この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。