pipsとは?ドル円とユーロドルで、1pipの大きさがちがう理由
この記事の要点
- pipsは、値動きを通貨ペアにかかわらず同じ物差しで数えるための単位です
- 円が入った通貨ペアは、1pip=0.01円(1銭)です
- ユーロドルのように円が入らない通貨ペアは、1pip=0.0001です
pipsは、値動きの物差し
FXでは、値動きを「何pips動いた」と数えます。ドル円は円で、ユーロドルはドルで値段がつくので、そのままでは比べにくいからです。
ドル円が150.00円から150.30円になったら、30銭上がったので「30pips上がった」と言います。
ドル円(円が入る)
150.01
小数第2位が1pip
=0.01円(1銭)
ユーロドル(円が入らない)
1.0801
小数第4位が1pip
=0.0001ドル
1pipで、いくら動く?
損益は「動いたpips × 取引した通貨の量」で決まります。円が入る通貨ペアなら、1,000通貨で1pip動くと10円です。
ユーロドルは1万通貨・1pipで1ドルです。円にすると、そのときのドル円のレートで変わります(ドル円が150円なら150円)。計算はpips損益のツールで試せます。
pipsで考えると、量を決めやすい
「損切りまで30pips」のようにpipsで決めておくと、通貨ペアが変わっても同じ物差しで考えられます。あとは「1回でいくらまで負けてもいいか」から、取引する量を逆算します。
たとえば、1回の損を3,000円までにしたいとき、損切りまで30pipsなら、円が入る通貨ペアでは1万通貨(30pips × 100円 = 3,000円)です。損切り幅からロットのツールで、数字を入れるだけで計算できます。
ここに気をつけて
「たった20pips」でも、10万通貨なら2万円です。レバレッジをかけると少ないお金で大きな量を取引できるので、pipsの数より、通貨の量を先に確かめましょう。
確認問題
Q1. ドル円が148.50円から149.00円になりました。何pips上がりましたか?
答えと解説
正解は「50pips」。0.50円上がっています。1pip=0.01円なので、0.50 ÷ 0.01 = 50pipsです。
0.50円上がっています。1pip=0.01円なので、0.50 ÷ 0.01 = 50pipsです。
Q2. ドル円を1,000通貨買って、20pips下がりました。損はいくらですか?
答えと解説
正解は「200円」。1,000通貨で1pipは10円なので、20pipsで200円の損です。
1,000通貨で1pipは10円なので、20pipsで200円の損です。
Q3. ユーロドルの1pipは、いくつですか?
答えと解説
正解は「0.0001」。円が入らない通貨ペアは、小数第4位が1pip(0.0001)です。
円が入らない通貨ペアは、小数第4位が1pip(0.0001)です。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。取引は自己判断でお願いします。